デモに1500人 安倍内閣の暴走を止めよう共同行動
戦争法廃止、沖縄・辺野古の新基地建設反対、安倍政権の退陣を求める集会とデモが10月30日、名古屋市中区でおこなわれ、約1500人が参加しました(写真)。主催は「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」。
沖縄県の翁長雄志知事は10月13日、新基地について「必要性が認められない」「環境保全措置が適切に講じられていない」ことを理由に仲井真弘多前知事が出した埋め立て承認を取り消しました。これに対し安倍内閣は同月29日、沖縄・辺野古の米軍新基地の「本体工事」を強行しました。
集会では安次富浩ヘリ基地反対協議会共同代表が沖縄の情勢を報告。「オール沖縄で団結し衆院選で自民党に勝利した。来年の参院選でも野党がまとまって与党議員を落選させよう」と訴えました。
中谷雄二弁護士が主催者あいさつ。「憲法を無視する政治をやめさせよう」と呼びかけました。
日本共産党の本村伸子衆院議員が連帯あいさつ。すやま初美参院愛知選挙区予定候補も参加しました。民主党衆院議員がメッセージを寄せました。
「アベ政治を許さない」いっせいにポスター掲示
作家で九条の会呼びかけ人の澤地久枝さんが提唱している毎月3日の「アベ政治を許さない」ポスターの掲示行動がはじまりました。同ポスターの文字は俳人の金子兜太(とうた)さんが書いたもの。
名古屋市熱田区の「戦争法反対あつたの会」は同日午前、七五三の親子連れでにぎわう、熱田神宮東門前で同ポスターを高く掲げ「戦争法は廃止。安倍首相はやめさせよう」とアピール。戦争法廃止の2000万人署名への賛同を訴えました(写真)。
署名に応じた岐阜市の男性(70)は「安倍さんの独裁政治はひどい。野党が一致してやめさせてほしい」と話していました。