日本共産党の参院選愛知選挙区予定候補の、すやま初美さんに同党が提唱している「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」や参院選の取り組みについてインタビューしました。
立憲主義
―「国民連合政府」の提案について各界との対話を広げていますが、反応の特徴は。
どこでも関心を持たれ、大きな反響があります。戦争法案反対で共同した団体や個人の方々から、野党共闘で安倍政権を倒し、戦争法廃止の政府をつくろうという提案は歓迎されています。
戦争法の評価は別にしても、安倍政権のやり方は「あぶない」「憲法をないがしろにしている」という点では、体制側の経営者団体の方も不安や危機を感じておられます。
弁護士会は、違憲立法は放置できない、戦争法廃止、立憲主義回復の共同を広げたいという立場です。立憲主義を取り戻す点で、大同団結できると確信しています。
止まらない
―延長国会では戦争法案廃案を求める世論と運動が空前の盛り上がりを見せました。成立後はどうですか。
安倍暴走政治に対する国民、県民のみなさんの怒りと運動は止まりません。
戦争法案が衆院で強行採決された7月中旬から運動が大きく変化してきました。
若者や子育て中のママたちがどんどん立ち上がってきました。「民主主義って何だ!」というコールが街に響きました。
民意無視の独裁政治に反対する民主主義のたたかいに発展していると実感しています。
個人の尊厳
―TPP、原発再稼働、沖縄辺野古新基地建設、消費税増税、社会保障切り捨てなど安倍暴走とのたたかいも広がっていますね。
私と比例候補のたけだ良介さんは、県内の基地調査、農家訪問、原発再稼働反対の電力会社前行動などに取り組んできました。辺野古支援に行きます。
どの問題にも共通することは、安倍政治がアメリカや大企業のために、国民の「個人の尊厳」を破壊することです。
立憲主義を取り戻し、個人の尊厳を守る政治をつくる、この方向で、各分野の運動が大合流できるのではないでしょうか。
必勝の決意
―参院選まで8カ月。勝負どころですね。
参院選では「立憲主義・民主主義か、反立憲主義・独裁政治か」が対決軸になります。
いま全県宣伝キャラバン中です。反応がすごい。「必ず勝って」「応援するよ」と声援をいただいています。
ご期待にお応えし、比例のたけだ良介さんともども、国会に駆け上がる決意です。
ご支援をお願いします。