全日本年金者組合愛知県本部は16日、「若い人も高齢者も安心できる年金を」「戦争法廃止、安倍政権退陣」を掲げ、くらしと平和を守ろうと訴える「愛知年金者一揆」を行いました。
集会は名古屋、一宮、岡崎、豊橋の各市で行われ、計600人を超す人が参加しました。
国は2013年10月、国民年金を含むすべての公的年金を1%引き下げ、今年4月には支給額を物価や賃金の上昇額より低く抑えるマクロ経済スライドを導入。年金は実質目減りしています。
今年5月、全国で4000人近い原告が「年金削減は国民の生存権を定めた憲法25条を侵害する」と処分取り消しを求める集団訴訟を起こしています。名古屋地裁では200人以上が提訴しています。
25日に尾張旭市で一揆が行われます。