戦争法案反対で、県内の障がい者らは11日、名古屋駅などで「平和でなければ生きられない」と徹夜の座り込みや集会、デモをおこないました。
戦争で迫害 愛知県障害者(児)の生活と権利を守る連絡協議会会長 野原信一さんの訴え
戦争中、障がい者は「生産性をもたない」という理由で「役立たず」「非国民」「ごくつぶし」と呼ばれて差別されてきました。
日本では多くの障がい者が屋敷の一角につくられた?座敷牢?に軟禁され、外に出ることが許されませんでした。沖縄戦では「障がいのある子は邪魔になるから殺せ」と日本兵にいわれ青酸カリを渡された母親もいます。
戦争は、障がい者を差別し、社会から排除するものです。
ナチス・ドイツは、ユダヤ人迫害をはじめる前に、ドイツ人障がい者を20万人も殺りくした歴史を持ちます。
平和でなければ、障がい者だけでなく、すべての国民が不幸になります。
障がい者の権利・自由・平等をうばい、憲法を破壊する戦争法案は絶対に反対です。