「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかけた「国会前10万人、全国100万人行動」に呼応する集会・デモが8月30日を中心に、愛知県内各地で行われました。
繁華街を行進
弁護士や学者など幅広い人たちが参加する「安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会」は8月27日名古屋市中区で、戦争法案に反対する集会とデモを行い、約1800人が「戦争法案絶対反対」「安倍政権は今すぐ退陣」とコールをしながら、栄の繁華街を行進しました。
出発前集会では、平林拓也愛知県弁護士会副会長らが「強行を許さない」などと次つぎ訴えました。
若者立ち上がる
学生、高校生など若者も平和を訴える活動に立ち上がっています。
8月29日夕方には名古屋市の金山総合駅前で学生や社会人ら約50人が街頭宣伝。同日名古屋市中区では高校生が「平和の灯」をつなぐ「自転車ピースリレー」の到着式が行われました。
だれの子どもも 殺させない ママの会の宣伝に共感の声
名古屋市中村区の名古屋駅前で「安保関連法案に反対するママの会@愛知」が30日おこなった街頭宣伝では「だれの子どもも殺させない」などのプラカードや横断幕が並び、シールアンケートに応じた通行人が次つぎ「反対」にシールを貼りました。
子ども連れで参加した豊田市の母親(34)は「自衛隊が殺し殺されることになれば後戻りできなくなる。アメリカの手伝いには反対」と話していました。
50カ所以上で
8月29、30の両日に行われた戦争法案廃案を求める集会、デモ、宣伝は「憲法改悪反対愛知共同センター」が把握しただけでも県内50カ所を越えました。
29日夕、日本ど真ん中まつりの見物客でにぎわう名古屋市中区のデパート前では、「安保法案の廃案を求める中区の会」が宣伝。約50人が「安倍首相やめろ」の声を上げました。
名古屋市東区で30日におこなわれた集会には150人が参加。ナゴヤドームのイベント客などに「戦争法案絶対反対」と呼びかけました。創価学会の三色旗を持った学会員も「安倍政権はおかしい」と訴えました。
名古屋市北区で300人、昭和区で350人、緑区で450人、天白区で400人、瀬戸市で180人、日進市で300人、豊橋市で550人など、デモの輪は広がりました。