愛知民報

【15.07.26】刈谷市議選 「企業城下町」で共産党増票

 7月5日投票の刈谷市議選の得票傾向が注目されています。同市議選では、昨年の衆院選と今春のいっせい地方選で連続躍進し、戦争法案ノー、暮らし・福祉優先の市政実現を訴えた共産党の攻勢が目立ちました。
 同市はトヨタ系大企業の「城下町」。自民党参院議員が市議選に乗り込み、「アベノミクスでGDPをあげる」と演説しました。
 市議会の主要会派別に現職候補の得票数の前回と今回の増減を見てみました(グラフ)。
 日本共産党は現職候補の3人が全員当選し、得票を679票伸ばしました。
 「自民クラブ」の現職候補は6人。全体として831票減らし、当選は5人。公明党の現職候補3人は全員当選したものの71票減。
 トヨタ系「市民クラブ」は、トヨタ車体、トヨタ紡織、豊田自動織機、デンソー、アイシン精機から6人が立候補。全員が当選しましたが前回より1081票減らしました。