愛知民報

【15.06.28】戦争法案は廃案に 人殺しの手助けしない 県保険医協会が呼びかけ

 
 愛知県保険医協会は18日、安倍内閣が国会で成立を狙う安全保障法案(戦争法案)の廃案を求める見解を発表しました。記者会見で、同会の板津慶幸副理事長は「国民の健康と命を守る医師として、人殺しの手助けをする戦争への道は絶対に許すことはできない」と述べ、集団的自衛権行使に反対する国会請願署名が8491人分集まっていることを紹介しました。
 山内一征医師(あいち九条の会代表世話人)は、現行法でも医療従事者を動員する規定があることに言及し、「戦争法案が通れば、いつでも、どこでも、どんな戦争でも医師や看護師が従事させられることにもなりかねない。認めることはできない」と表明しました。
 戦争法案について会員から同会に「非戦は最大の1次予防」「健康な人を殺す戦争に違和感」など意見が寄せられています。
 会見参加者らは名古屋市中区栄で街頭宣伝を行いました。