4月26日投開票のいっせい地方選挙後半戦の県内の市町村議会議員選挙で、日本共産党は市議選で45議席、町村議選で15議席の計60議席を獲得。改選時に比べ4議席増やしました。同党愛知県委員会は「全体として前進」と評価しています。
得票・議席増やす
日本共産党は、「戦争立法」をはじめ安倍政権の暴走ストップ、くらし・福祉第一の市町村政と切実な住民要求を実現する政策を訴え、有権者の共感と期待を広げました。
全体として低投票率のもとで、前回の後半戦より8667票伸ばし、10万1737票(得票率7・48%)を獲得。議席占有率は8・10%から8・19%に前進。議案提案権をもつ自治体を2つ増やしました。
25自治体全員当選
日本共産党は県内25自治体で候補者全員当選を果たしました。 政党対決が鮮明にあらわれる主要都市の市議選で、一宮、春日井、半田、豊橋、豊田の各市で全員が当選。一宮、豊橋両市では、それぞれ1議席から3議席に躍進し、議案提案権を得ました。
春日井、半田両市では、現新交代に成功し、改選時の議席数を維持しました。
市議選の政党別当選者数は、公明65、共産45、自民23、民主19、維新2、社民2でした。
町村議選は、日本共産党15、公明党9、民主党2、次世代1。町村議数では日本共産党が第1党を維持しています。
1市2町空白克服
日本共産党は、前半戦の愛知県議会の県議空白克服につづき、後半戦でも、みよし市、蟹江町、豊山町で同党候補が当選し、議席の空白を克服しました。豊山町議選では、28歳の若者が同町に移住して立候補し、当選を果たしました。
女性候補完勝
日本共産党は後半戦で、24人の女性候補全員が当選。愛知県の同党地方議員の女性比率は41%に上昇しました。若い世代の活躍も目立ち、後半戦では6人の20~30代の新議員が誕生しました。
前半戦の県議選・名古屋市議選で9議席、後半戦で4議席増やした結果、愛知県の同党地方議員は改選前の93人から106人になりました。
参院選躍進へ
昨年暮れの衆院選の比例東海で初当選した同党の本村伸子衆院議員や、来年7月の参院選比例に立候補予定のたけだ良介さんが今回のいっせい地方選挙候補者を応援。
衆院選といっせい地方選挙の連続躍進を、来年の参院選につなげる構えです。