愛知民報

【14.07.06】市民出資で脱原発 エネルギー創出強調

 「原発問題愛知県連絡センター」は6月23日名古屋市内で学習会を開きました。同センターには原発再稼動反対、中部電力浜岡原発の即時廃炉、原発ゼロを目指し、県内の労働組合、民主団体、日本共産党と個人が参加しています。
 「おひさま自然エネルギー」の平沼辰雄代表(中小企業家同友会全国協議会地球環境委員会委員長)が講演し、「原発事故で人間が生活する場と自然を奪われた。再稼動の道を断ち、自然エネルギーへの転換に本腰を入れよう」と脱原発を訴えました。
 同氏は市民出資のファンド(基金)を設け地域でお金を回す?地産地消?のエネルギー創出の取り組みを紹介。太陽光、風力、小水力、バイオマスなど自然エネルギー創出と同時に、住宅の断熱化など省エネルギーを強調。地元中小企業経営者や信用金庫の協力で、ファンドの出資者が増えていることを紹介しました。