愛知民報

【14.04.06】東海市議選 日本共産党 辻井 坂 両氏当選

 3月30日投票の東海市議選(定数22)で日本共産党は、現職の辻井タカ子さんが5選を果たし、新人の坂ゆかりさんは初陣を飾り、改選2議席を確保しました。投票率は過去最低の45・72%でした。
 日本共産党は、安倍政権の暴走への「ノー」の審判、大型優先から暮らし優先への市政転換、鉄鋼大企業に事故・公害防止の社会的責任を果たさせることを訴え、共感を広げました。
 今回は、定数が前回から2議席減るなか、自民、民主、公明、共産が公認候補を擁立。政党間闘争が激化しました。民主党候補は、復帰をねらう同党の前衆院議員と一体の選挙活動でしたが落選。退潮ぶりを示しました。
 公明党は改選時4議席を3候補にしぼり、3議席に後退。この結果、知多地区5市5町の政党公認の地方議員数は、共産党が同数だった公明党を抜いて単独第1党になりました。
 当選が決まった後、辻井・坂両氏は、公約実現の決意を表明。林信敏同県副委員長は、東海市議選勝利は4月の中間地方選の激励になると述べ、党勢の拡大を訴えました。