名古屋市の河村たかし市政はこのほど、2012年10月に発表した公立保育園15園を廃止・民営化する「名古屋市公立保育所整備計画」について、今年10月に新たに3園を加えると公表しました。
いま、廃止対象園の保護者、公立・民間の保育士らが連携し、公立保育園を守る運動を広げています。
1月24日に名古屋市中区で開かれた「名古屋の保育を守ろう」大集会には、会場いっぱいの530人が参加しました。
講演した明星大学の垣内国光教授は「公立保育所民営化で保育の質は必ず下がる。入所待機児童解消のためには公立園増設こそ必要」と訴えました。
民間保育士は「公立園の運営をベースに民間園の保育内容や労働条件が決まります。公立を守るのは大切」と発言。公立保育士は「保育に金を使わない市や国に怒りをぶつけよう」と訴えました。