「豊かな財政力を生活応援に」――3月の東海市議選に立候補する日本共産党の辻井タカ子市議と新人の坂(ばん)ゆかりさんは訴えています。坂さんは、今期で退く安井弘子市議の後継です。
鉄鋼大企業の城下町・東海市の財政力は県内の市のトップ。しかし、市民に実感がありません。
共産党が実施した市民アンケートでは6割が生活悪化を回答。国民健康保険税の滞納は加入世帯の32%に上っています。1人当たりの国保税(2012年度)は県内54市町村中8番目の高さです。
税金の使い方を半田市と比べると、民生費は1割程度の差ですが、土木費
は東海市が2倍の多さ。
福祉置き去りの土木費突出市政を支えているのが自民系、公明、企業系などの与党。市民から「ムダづかいを監視する共産党議員が必要」との声が出ています。
辻井、坂両氏は、国保税や保育料の引き下げ、学校給食の無償化、らんらんバスの70歳以上無料化など家計負担軽減の政策をかかげ、安倍政権の消費税増税計画に「ノー」の審判をと訴えています。