医師と看護師、介護職員増員、TPP反対、社会保障改悪と消費税増税の中止などを掲げたアピール行動「ドクター・ナース・介護ウェーブ」が9日、名古屋市で行われました。
愛知県医療介護福祉労働組合、愛知県民主医療機関連合会、日本自治体労働組合総連合愛知県本部が共同し、約100人が集会、パレード、宣伝・署名行動に取り組みました。
集会で、愛知県社会保障推進協議会の森谷光夫議長は「安倍政権は国民に?社会保障のため?と消費税増税を押しつける一方で、社会保障を壊そうとしている」と批判し、広範な国民と連帯したたたかいを訴えました。
医療と介護の職場代表が「2交代夜勤が広がり看護師の健康が蝕まれている」「低賃金、劣悪な労働環境で人手不足となり、要介護者に十分寄り添えない」などと発言しました。
中区栄で行った宣伝・署名行動で、マイクを握った千秋病院の朝井哲二院長は「消費税の増税分は社会保障のためではなく法人税減税と大型公共事業に使われます。もっと怒りの声を上げ、消費税増税も社会保障改悪もストップさせましょう」と呼びかけました。