名駅西４５００人 過去最大
激戦の参院選で最初の日曜日となった７日、日本共産党の志位和夫委員長が名古屋駅西口で演説しました。猛暑の午後３時から演説会が始まると、通行人が次々と足を止め、この場所では過去最大となる４５００人が駅西前広場と交差点の四方を埋めつくしました。新幹線ホームの人たちも注目し、志位委員長の訴えに「そうだ！」「がんばれ！」の声援が続きました。
比例の大波おこし 愛知選挙区も勝利へ
志位委員長が「比例代表選挙で日本共産党躍進の大波をつくり、それを力に、もとむら伸子愛知選挙区候補の勝利を勝ち取らせてほしい」と訴えると、聴衆から大きな歓声と拍手が起こりました。
志位氏は、?国民の所得を増やし景気回復?原発ゼロ?憲法を守り生かす?自主・独立・平和の日本―の日本政治の「４つの転換」を訴えました。
「共産党が伸びれば政治は必ず変わります。国民が安心して希望が持てる、平和な日本をつくりましょう」と支持を求めました。
井上さとし比例候補は「原発の再稼働や輸出、消費税増税の財源をあてにした大型事業推進の政治を正面から追及してきました。みなさんの代表として国会で働かせてください」と訴え、もとむら候補は「愛知の３議席を改憲や原発推進勢力に独占させるわけにはいきません。私を国会に押し上げてください」と力を込めました。
江上ひろゆき比例候補が紹介され、声援に応えました。
井上さとし比例候補
もとむら伸子愛知選挙区候補
「政権批判の受け皿に」 メディアも共産党に注目
マスメディアは、参議院選挙の世論調査内容をいっせいに報道しています。共同通信が６、７日に行った調査では、改憲反対が増え、自民の比例支持が減少。一方、日本共産党への支持が高まり、比例投票先では維新、みんなを上回っています。
日本共産党への国民の関心が高まり、街頭演説に通行人の足が止まり、「チャンスだ。がんばれ」の声が各地で寄せられています。
週刊誌やスポーツ紙も、共産党を特集。「週刊ポスト」誌は「共産党の10議席は、民主党や第３極など『政権と戦わない野党』の数十議席と?破壊力?が違う」と、同党の議席の値打ちを紹介しました。
愛知選挙区でも、「政権批判票争奪戦 共産存在感」（「読売」）と、同党に注目しています。
日本共産党は「アベノミクスに対決し、国民の所得を増やして景気回復をという党の提案が際立っている。全党の奮闘で共産党躍進の可能性がつくりだされている」と分析。
その上で「攻勢的な取り組みで比例を軸に共産党支持の大波をつくり、それと結んで、選挙区のもとむら伸子候補を押し出し、選挙区議席の一角に食い込もう」と呼びかけています。
市田忠義書記局長が13日に来県。21日の投票日に向け、ラストスパートをかけます。
女性が七夕宣伝 輝け憲法
日本共産党女性後援会は７日午後、名古屋駅西口で100人が七夕宣伝。「輝け憲法！戦争のない日本を」とアピールしました。青年後援会も50人が宣伝しました。
