愛知民報

【13.06.30】参院選に共産党ダッシュ 都議選大躍進をバネに

 参院選の前哨戦として各党が総力をあげた23日投開票の東京都議会議員選挙で、日本共産党が議席倍増の17議席とし、民主を上回る都議会第3党に躍進しました。安倍政権の暴走に対して、国民のなかに不安感、危機感が少なからず広がるなかで、同党のキッパリとした?自共対決?に立った政治姿勢が、国民・都民から評価されていることが浮き彫りになっています。

 日本共産党参院比例予定候補の井上さとし、江上ひろゆきの両氏、もとむら伸子愛知選挙区予定候補は、国民の所得を増やして暮らしと景気を良くする、原発ゼロの日本をつくる、日本国憲法を守り生かす同党のビジョンを語り、支持を呼びかけています。

 井上候補は緊迫する国会最終盤のなかでも21日には豊橋市の演説会にかけつけ、「日本共産党を大きく伸ばし、原発再稼働や輸出をすすめる安倍政権に厳しい審判を下しましょう」と呼びかけました。

 

 江上候補は、連日宣伝カーで街頭演説。同党の後援会決起集会に出席するなどフル回転しています。アベノミクスの?毒矢?を告発し「労働者の賃金を上げ、消費税大増税・社会保障改悪ストップを」と訴えています。

 

 もとむら候補は早朝から街頭に立ち「多数激戦の愛知選挙区で、安倍政権の悪政と対決できるのは私だけです」と力説。青年会議所が各地で連続して開く公開討論会で、自民党との違いを示せない他党候補を圧倒し、もとむら候補への共感が広がっています。
 

参院選勝利に訴えぬく まちかど演説会 日本共産党名古屋北西地区

 
 草の根の力で日本共産党の躍進を勝ち取ろうと、同党名古屋北西地区委員会の「まちかど演説会」が住民の注目を集めています。

 各地域の支部が演説会の場所と時間をきめてビラで全戸に案内。共産党の演説会にはじめて参加する人、通行人が聞き入るなど大好評です。

 22日には北区の3地域で演説(写真)。党支持者宅の駐車場では、参加者が「原発と憲法のことを話してくれ」と注文。弁士の須山初美地区常任委員が質問に答えながら党の政策を訴えました。

 スーパー前には30人が参加し、買い物客も聞き入りました。地元の人が弁士を買って出て「国防軍を明記している自民党改憲案は許さない」と訴え、賛同の声が広がりました