愛知民報

【13.06.23】参院選事務所びらき 共産党躍進で新しい政治ひらく 

 
 日本共産党愛知県委員会は15日、7月4日公示(21日投票)と迫った参院選にむけて比例代表・愛知選挙区の事務所びらきを名古屋市中区大須4丁目で行いました。400人が事務所前の歩道を埋め、日本共産党躍進への決意がみなぎりました。

 岩中正巳県委員長があいさつ。「2大政党論」が破たんし、「第3極」と持ち上げられた日本維新の会、みんなの党も自民党の補完勢力であることが明らかになるもとで、「安倍自公政権のあらゆる暴走と正面から対決するのは日本共産党以外にない。参院選の対決構図は?自民党対共産党?」と強調しました。

 暮らしと景気、原発ゼロ、憲法を守り生かす―。「共産党のどの政策も国民多数の要求。共産党が躍進を勝ち取ることが日本の政治の夜明けを切り開く」と述べ、比例代表5議席と愛知選挙区議席の獲得に全力をあげると表明しました。

井上、江上、もとむら 3予定候補が決意表明

 比例代表予定候補の井上さとし参院議員、江上博之氏、愛知選挙区もとむら伸子予定候補が参院選をたたかう決意を表明しました。

 井上議員は、成年被後見人の選挙権回復裁判を国会で取り上げ、参院選から実現したと報告。「安倍政権の暴走を許さず、人が輝く日本をつくる仕事を引き続き私にさせてほしい」と訴えました。

 江上候補は、憲法9条は日本が起こした悲惨な侵略戦争を反省し、平和を願う世界の声から生まれたと強調。「9条改憲を阻止するため、反戦平和をつらぬいてきた共産党躍進のために全力をつくす」と表明しました。

 もとむら候補は、消費税増税中止、世界一高い大学学費の解消、設楽ダム建設計画中止などの政策を語り、「党派を超えて、暮らしと平和を守る声を私に託してください」と支援を呼びかけました。

3候補そろって 栄で街頭演説

 
 事務所開きのあと、井上、江上、もとむらの3候補がそろって中区栄で街頭演説。約150人の聴衆を前に、安倍政権の暴走と対決し暮らしと平和を守る政策を語り、支持を訴えました。通りがかりの市民から、熱い声援が続きました。