8月に広島、長崎で開かれる2013年原水爆禁止世界大会の成功をめざす国民平和大行進が5月31日から6月11日まで愛知県内を歩きました。原水爆禁止県協議会、県原水爆被災者の会(愛友会)、コープあいちなどの共同連絡会が主催。
9日には名古屋市内13コースで行進し、中区の繁華街で行われた集会「ピースアクション」に合流しました。
4月にジュネーブで行われたNPT(核不拡散条約)再検討会議第2回準備委員会で、南アフリカ提案の核兵器の人道的影響に関する共同声明に70カ国以上が賛同したのに、日本政府は拒否し、世界各国から失望と怒りをかっています。
集会で堀三郎・愛友会副理事長は「核兵器禁止の決断ができない日本政府に抗議する」、沢田昭二・県原水協理事長は「2015年のNPT再検討会議にむけ、核兵器も原発もない世界をつくる大きな道を切り開こう」と訴えました。
集会後、参加者は「折り鶴行進」を行い、核兵器廃絶をアピールしました。