新日本婦人の会愛知県本部は5日、名古屋市で「改憲NO!班活動生き生きフェスタ」を開きました。講演した原山惠子弁護士は、自民党の「憲法改正草案」が前文で「和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」とうたっていることを「福祉を家族に押し付けるものです。生活保護など生存権の破壊にほかなりません」と厳しく批判しました。
さらに「病気や親の介護など、自分たちにも何が起こるか分かりません。守るべきはセーフティネットです」と強調しました。
原山氏は自民党や日本維新の会などによる改憲の動きに触れ、「アメリカは日本をいっしょに戦争できる国にしたいと思っている。改憲のハードルを下げる96条改定はそのお膳立てです」と述べ、「平和主義を定めた?憲法の心?を大いに語り広げよう」と呼びかけました。