安倍政権の「暴走と破たん」に抜本的な対案を掲げて奮闘するのは日本共産党だけとなっています。他党は自民党の補完勢力となり、マスコミも「非自民票行き場なく」(「毎日」5月21日)と報道。参議院選挙を目前とした政治の構図は?自共対決?であることが、浮かび上がっています。
東海4県の日本共産党が5月20日に行ったいっせい宣伝で、日本共産党愛知県委員会は154カ所の駅頭などで訴えました。
岩中正巳愛知県委員長、井上さとし参院議員、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補は名古屋市の金山総合駅前で出勤途上の労働者に、経済政策、憲法問題、TPP交渉参加、原発再稼働、歴史認識などの安倍政権の?ウソとゴマカシ?を告発し、これと正面からたたかう同党への支持を呼びかけました。
50代の男性から「他の駅でビラをもらいました。あちこちで訴えていますね。がんばって」と声がかかりました。
同党は2日の市田忠義書記局長を招いた大演説会の成功で参院選への飛躍をつくり出し、15日の参院選事務所開きで比例5議席絶対確保、愛知選挙区の議席獲得へ一気にダッシュしようと奮闘しています。
日本共産党尾張中部地区 参院選勝利へ燃えています
「参院選で日本共産党の躍進を」と、同党尾張中部地区委員会が燃えています。
今年は「しんぶん赤旗」読者数が日刊紙、日曜版とも毎月前進。副委員長の柳澤けさ美さんは「常に政治討議を重視し、支部に比例選挙で10%の得票実現を正面から提起し援助し抜くことが大事」と言います。
デフレ不況打開の党の提言を持ち、連合系労組を訪問。ある労組委員長は「アベノミクスで経済が良くならないのは、共産党のおっしゃるとおり。民主はダメだ」と話しました。少なくない連合系労組が、共産党との懇談に応じるように変化してきています。
あるマスコミ記者が柳澤さんに話しました。「自民党との違いが明らかなのは共産党だけ。政党には共産党のような理想が必要です」
連日出している宣伝カーに、思いがけない場所での応援が増え始めています。柳澤さんは「こういう人たちに直接働きかけ、支持を爆発的に増やしたい。自民党のポスターのある家も訪問したい。カベはない」と話します。