原発ゼロを願う市民らでつくる「TEAM原発いらんがねNAGOYA」は12日、名古屋市内で「民衆パレード」を行い、即時原発ゼロを沿道の人びとに呼び掛けました。
出発前集会で主催者の山田星河さん(21)は、安倍政権が原発を輸出しようとしていることを厳しく批判。「原発事故はなかったと言うに等しい行為だ。被災者は放射能の恐怖と不安で苦しんでいる。再稼動を許さず、原発をなくすまで声を上げよう」と訴えました。
趣旨に賛同する政党の代表が連帯あいさつ。日本共産党の、もとむら伸子参院愛知選挙区候補は「日本共産党は電力会社などの献金と無縁。国に原発ゼロを厳しく要求する」と表明しました。
安倍政権の原発固執政策に対して、原発ゼロを求める国民的運動が新たな高まりを見せています。中部電力浜岡原発の地元でも、太陽光発電が増え、原発に頼らない街づくりを望む声が出ています。