憲法9条を「変えるべきではない」52・4%、「変えるべき」16・5%―。愛知県平和委員会青年学生部が3日、名古屋駅前で行った若者100人アンケートの結果です。回答者の8割が10代の若者でした。
日本高等学校教職員組合が4月19日に発表した高校生憲法意識調査結果でも、63%が9条を「変えない方がよい」と答えています。
若者は、憲法9条改定で日本を戦争できる国に変えようとする安倍・自民党などの改憲策動に、「ノー」を突きつけています。
安倍政権が9条改定の突破口とする改憲発議要件緩和の憲法96条改定にも反対の声をあげています。
名古屋駅前で「変えるべきではない」と答えた女性(19)は「9条があるから自衛隊は海外で人を殺さなくてすむ。大切なことです。改憲のハードルを下げる安倍さんの主張には反対です」と話しました。