愛知民報

【13.05.12】4月28日は従属と屈辱の日 安保条約を廃棄し、真の主権回復を

 サンフランシスコ平和条約と日米安保条約が61年前に発効した4月28日、安倍政権が「主権回復の日」式典を強行し、全国で抗議の声が起こりました。

 この日、日本は形式上は独立国となりましたが、沖縄が日本から切り離され、日本全土に米軍基地が置かれました。

 式典のねらいは、日本国憲法を「主権回復」以前に押し付けられたとして、憲法改定の機運を高めるものです。

 
 愛知県では25日、安保破棄県実行委員会と県平和委員会が抗議集会とデモ行進。沖縄県出身の新城正男さんは「沖縄で米兵による殺人事件が起きても日本で裁判を受けさせることができない。4月28日は日本国民全体の屈辱の日です。私たちは、この日を祝うことを認めない」と訴えました。

 
 

 28日には沖縄出身者らの「あいち沖縄会議」が抗議集会とデモ行進を行いました。