愛知民報

【13.05.12】第84回メーデー 安倍政権の暴走許さぬ 全労働者の賃上げを

 
 賃上げでデフレ脱却、安定した雇用と仕事の確保、憲法改悪阻止、TPPへの参加・消費税増税反対、脱原発などを求めて1日、第84回メーデーが開かれました。

 愛知県内では、名古屋市中区で開かれた県中央メーデーと県内6カ所あわせて5000人が参加しました。

 県中央メーデーで榑松佐一実行委員長(愛知県労働組合総連合議長)は、「いま必要なことは全労働者の賃金引き上げです。最も避けなければならないのは賃上げなきインフレです」と指摘し、安倍政権による「解雇の自由」を拡大する労働法の規制緩和や改憲策動を許さず、国民の諸要求を実現するたたかいを呼びかけました。

 来賓あいさつをした日本共産党の岩中正巳県委員長は、安倍政権の憲法96条改憲の動きを糾弾し、「護憲派も改憲派も96条を守る一点で共同しよう」と訴え、消費税増税、TPP参加、原発再稼働に反対し、「参院選で厳しい審判を下し、政治を転換する」と決意を表明しました。

 集会後、市の繁華街を3コースに別れてデモ行進し、日本共産党の隊列の先頭に佐々木憲昭衆院議員、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補が立ちました。