愛知県労働組合総連合(愛労連)は5日、電話労働相談に取り組みました。全労連が呼びかけ、全国いっせいに行われました。
あるパート労働者は「最低賃金以下で働かされた上、給与が一部未払いのまま解雇された」と相談。泣き寝入りせず会社と交渉することになりました。
「病気で休んだら解雇をほのめかされた」「残業代がでない」の訴えもありました。
相談に応じていた後藤寛さんは「契約書も就業規則も見せられていない労働者が多い」、木村泰治さんは「労働者を人間的に扱わない事例が多すぎる」と指摘しました。
4月に施行された改定労働契約法で、有期労働契約で5年を超えると無期契約に転換できます。しかし、雇用主が6カ月間の契約中断期間をおけば再び1年目として契約できる?抜け道?があります。
愛労連労働相談センターは「あきらめずに相談して」と呼びがけています。
☎0120(378)060(月~金、午前9時半~午後4時半。祝日休み