日本共産党・革新市政の会推薦の柴田たみお、現職の河村たかし、自民党市議の藤沢忠将3氏の争いになると見られる4月の名古屋市長選挙。その対決構図について、本紙は先週号で「改憲の河村、藤沢両氏か、憲法を守り生かす柴田氏か」と書きました。暮らしの問題でも、「三つ巴」ではなく、?二つに一つ?の選択になっています。
藤沢氏が議会で取ってきた態度を見れば同氏と河村市長は同類です。
わしの恵子日本共産党市議団長はこう指摘します。「藤沢氏と自民党は河村市政の市民犠牲の諸施策や金持ち優遇『減税』に賛成しました。市立病院の廃止・民営化、市立保育園の廃園・民営化、生活支援補助金の削減など市民犠牲を市長とともに推進しました」
敬老パス改悪争点に
自らの選挙公約にもなかった「敬老パス見直し」を強行する名古屋市の河村市長。対象年齢の引き上げなど改悪を許さないと、年金者組合愛知県本部の50人が8日、市の繁華街で宣伝署名に取り組みました。柴田たみお市長候補もマイクを握り「敬老パスは改悪ではなく、継続・充実させる」と訴えました。