日本共産党愛知県委員会は、同党が発表した「賃上げと安定した雇用の拡大で暮らしと経済を立て直そう」のアピールを労働団体に届けて懇談し、デフレ不況脱却へ合意形成をすすめています。
植田和男県労働部長らが労組を訪問。愛知県労働組合総連合(愛労連)の各組合では、アピールが役員に渡されています。愛労連と日常的に共同する運輸関係の労組はアピールを討議し、全組合員に配布することになりました。
連合愛知のタクシー関連労組は「アピールに同感です。互いにがんばりましょう」と応じました。多くの連合労組でなごやかに懇談しました。
植田部長は「賃上げこそデフレ打開の力と訴える共産党アピールが、かつて賃上げ要求を自粛した連合労組でも共感される状況が広がっている。さらに経営者団体、自治体、労働行政当局にも訴えたい」と話しています。
同党の各地区委員会や支部も地域の労働団体などに働きかけ、全党の取り組みに発展させる計画。県委員会は、アピールの内容で各界との懇談会も開くことにしています。