愛知民報

【13.03.10】さよなら原発 大集会に5000人 

 愛知県内の若者や市民団体などが共催した「さよなら原発イン愛知 明日につながる大集会」とパレードが3日、名古屋市中区で開かれ、子ども、若者から年配者まで約5000人が参加しました。

 震災復興、脱原発、自然エネルギーなどのテーマで展示やステージ企画が多彩に行われました。日本共産党愛知県委員会は同党の政策をアピールする展示を行い、井上さとし参院議員、もとむら伸子参院愛知選挙区候補が参加者と交流しました。
 参加した若者らから本紙にメッセージが寄せられました。

若者たちからメッセージ

 山田星河さん(21)

 被災地に応援募金を送る「あったカンパプロジェクト」を主宰しています。愛知の人たちの東北への思いを途絶えさせないようにと街頭に立っています。福島市や仙台市で行われた反原発行動にも参加しました。現地の人たちの思いを直接聞いて力になりたい。

 西田優太さん(28)

 福島で被災した家族を夏休みに岐阜県内に招き、保養してもらう「海旅キャンプ」に取り組んでいます。福島の人たちは放射能というとんでもないストレスを抱えている。子どもたちには何も責任はありません。思い切り外の空気を吸って遊べる空間を提供できればと思っています。

 チェリー・ルゥさん(41)

 福島原発事故をきっかけに脱原発活動をはじめ、関西電力東海支社前の抗議でハンドマイクでコール役をしています。行動で出会った人たちは一人ぼっちでインターネットで情報発信する人が多い。そういう人たちともっとつながりあうことが大切だと思います。