原発ゼロをめざす集会やパレードが、関西電力東海支社前や阿久比町、豊田市など県内各地でねばり強く取り組まれています。
阿久比町では14日夜、4回目の「原発なくそうinあぐい」パレードが行われ、2歳から89歳まで50人が参加しました。
代表者の新美正代さんが「原発即時ゼロを訴える私たちのがんばりで、国中の人たちがこの問題を考えるようになりました。核廃棄物の処理方法もない原発は今すぐなくせと、声を上げ続けましょう」と呼びかけました。
参加者の一言スピーチで、小学4年生の男児は「放射能で苦しむ人がいるので原発は動かしてはだめ」、23歳の男性は「若者や子どもの未来のために、年配者が声を上げてくれてうれしい」と発言。
年配の女性は「テレビで福島の避難者が涙を流していました。原発は許せない」と訴えました。
パレードはチンドン屋に扮してにぎやかに太鼓や鐘を鳴らし、ドラムやハーモニカも使うなど元気いっぱい。「原発なくせ、命を守れ」「みんなで歩こう、一緒に歩こう」などとアピールしました。