愛知県労働組合総連合(愛労連)は15日、消費税増税阻止、雇用確保、賃上げなどを求める地域総行動を行いました。133カ所で宣伝、労基署への要請や消費税増税中止を呼びかける商店街訪問、10地域で決起集会に取り組みました。
東三河労連は、中部電力の支店に対し、浜岡原発の廃炉を申し入れました。
名古屋市内では組合員が手分けして、防災、高齢者、子育て・教育などのテーマで名古屋市政の課題や要望を聞くアンケートをもって区政協力委員を訪問し対話しました。
中村区では15学区の区政協力委員長と86人の区政協力委員から要望を聞きました。
アンケートに応じた委員は「犯罪の増加と、その背景にある貧困に心を痛めている。行政は、恵まれない家庭環境で育った子どもたちにもっと手を差しのべてほしい」と話しました。
愛労連は毎年、秋と春に総行動を実施。トヨタなど大企業の社会的責任を追及し、人間らしく働けるルールの確立とともに、原発即時ゼロ、TPP参加交渉反対などの課題を掲げて社会にアピールしています。