消費税増税など民主党政権の裏切りに国民的な怒りが高まるなか、「連合」愛知の中核的な労組内で、民主党支持を押し付ける方針の見直しを求める声があがっています。
10月13日に行われたトヨタ労組大会。ある代議員は「一体いつまで支援するのかという声が組合員から出ている」と報告。「職場役員として職場をまとめることも困難」と訴えています。
答弁に立った副委員長は、政策と人物で選ぶと弁解しています。
名鉄労組大会で、中央執行委員長は民主党の自民党化にふれず、民主党批判は自民党を利するという理屈で「民主党批判の封印」を訴えました。しかし、代議員から「消費税の段階的引き上げや民主党内の混乱により、世間では民主党ばなれが進んでいる。それでも名鉄労組は、民主党を支持するのか」との批判がでました。
大会後に実施された岡崎市議選で、同労組推薦の名鉄社員の候補者は前回の4936票から3774票に減票。民主党の退潮を裏付けました。
組合員の政党支持の自由を侵害する特定政党支持の押し付けは限界に来ています。