航空自衛隊小牧基地の機能強化反対を掲げる「小牧平和県民集会」が10月28日、同市内で行われました。
同基地に配備されたKC767空中給油機が日米共同訓練に参加。C130輸送機にも空中給油機能が付加され、自衛隊と米軍の共同作戦体制が強化されています。
防衛省は同基地航空祭で空自曲技飛行隊による危険なアクロバット飛行を実施するため、地元区長や議員を福岡県築城基地の航空祭見学に招待しています。
愛知県は日米地位協定を理由に同基地の米軍使用を容認する立場。オスプレイの飛来も懸念されます。
集会で、望月敦尾張中部労働組合総連合議長は「航空祭で空中給油機が給油模擬訓練をした。基地強化を許さず、平和な空港をつくろう」と訴えました。
日本共産党の井上哲士参院議員があいさつし、徳島、高知両県で行ったオスプレイ低空飛行訓練ルート調査を紹介。「オスプレイ配備は米軍の侵略能力を高めるもの。訓練を中止させるため全力を尽くす」と述べました。
集会参加者は小牧基地正門まで「来るなオスプレイ」「基地強化反対」と唱和しながらデモ行進しました。
日本共産党のもとむら伸子参院愛知選挙区候補も参加しました。