米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの配備に反対し沖縄県宜野湾市に10万人以上が集まった沖縄県民大会に連帯するデモ行進が9日、名古屋市内で行われました。
「命どぅ宝あいち」などの市民団体と個人でつくる、あいち沖縄会議が主催しました。参加者はオスプレイ配備を押し付ける日米両政府へのレッドカードを意味する赤いスカーフを身につけてアピールしました。
新城正男・命どぅ宝あいち代表が沖縄県民大会の現地から電話で報告。「オスプレイ配備拒否が沖縄県民の心」と訴えました。
名古屋市立大学の阪井芳貴教授は「約1年半、宜野湾市の沖縄国際大学に赴任したことがある。騒音や振動など、体をもってアメリカの最前線基地を実感した。ゼミ旅行でも学生を現地に案内して基地を体験してもらった。多くの人に実態を知らせたい」と語りました。
参加者たちは繁華街を「いらない、いらないオスプレイ」「安全なんてウソ」「試験飛行は中止に」「普天間基地は閉鎖を」「武力で平和は作れない」などと唱和しながら行進しました。