愛知民報

【12.08.19】党勢拡大に力を集中することが 最大・最良の総選挙勝利の道

日本共産党 岩中正巳愛知県委員長に聞く

 日本共産党は8月、9月、総選挙勝利の保障をつくる党勢拡大に力を集中します。岩中正巳愛知県委員長に聞きました。

 ――情勢をどう見ていますか。
 野田内閣の消費税大増税、社会保障と雇用の破壊、原発再稼働、TPP(環太平洋連携協定)推進、オスプレイ配備など、国民の利益に背く暴走のなかで、どの問題でも国民のたたかいがわきおこっています。野田内閣と民主自民公明3党への怒りは日に日に高まっています。
 こうした国民の声を受けて、日本共産党は「野田内閣打倒」「解散・総選挙で国民の審判を仰げ」の旗を掲げて奮闘しています。
 8月、9月は、一日一日の奮闘が、総選挙での日本共産党の勝利・躍進に直結する重要な時期です。

 ――昨年7月から今年7月まで取り組まれた「党創立90周年をめざす党員拡大を中心とした党勢拡大大運動」の到達は。
 党員拡大では全国で約1万8000人、愛知で716人を党に迎えました。とくに最後の7月の入党決意者数は全国で7000人を超え、愛知は284人と、この25年間で最高の到達でした。
 「しんぶん赤旗」の読者では、日刊紙も日曜版も4月以降4カ月連続前進となり、7月度は「大運動」期間中で最大の前進となりました。
 しかし、到達点は道半ばです。愛知県党の党員拡大の目標達成率は47%、日刊紙と日曜版の到達点は前回総選挙時比を大きく下回っています。
 「大運動」の目標は、「国政選挙に勝つには自力が足りない」という痛苦の教訓のうえにたって、来るべき総選挙の勝利のためには絶対不可欠の目標として決めたものです。
 ?党勢拡大の目標の総達成なくして、総選挙勝利の保障なし?という冷厳な事実を直視し、8月、9月に党勢拡大の目標を総達成する必要があります。

 ――8月、9月の目標と取り組み方は。
 県党の8月、9月の目標は、党員拡大ですべての支部が入党者を迎え、読者数では前回総選挙時の回復です。
 国民が新しい政治を求める大激動のなかで、党が前進できる条件が満ち満ちていることは、多くの党員が実感しています。
 国民と力を合わせて要求実現のたたかいにとりくみながら、全党の力でつくりだした党勢拡大の波をさらに発展させることです。
 「大運動」目標をやりぬいて総選挙勝利への道を切り開き、比例東海ブロックで佐々木憲昭衆院議員とかわえ明美候補の当選を必ず実現する決意です。
 党員のみなさんの大奮闘と、「愛知民報」読者の皆さんのご協力を心から呼びかけます。