消費税大増税を国民に押し付ける民主・自民・公明3党の密室談合――。「4年間は消費税を上げない」「後期高齢者医療制度廃止」「最低保障年金創設」という民主党の公約は捨てられ、棚上げされました。政権交代に託した国民の願いを裏切り、暮らしと民主主義をぶちこわす歴史的犯罪です。日本経団連は歓迎談話を出しました。国民不在の財界政治――。「民自公」3党政治の病根が浮き彫りになりました。国民は黙っていません。消費税増税反対署名は全国1500万人分を突破。日に日に増えています。たたかいはこれからです。
反対9割 シール投票
愛知県消費者団体連絡会と消費税をやめさせる愛知連絡会は15日昼、名古屋市中区栄で、消費税増税反対の宣伝を行いました。10団体30人が、消費税増税への賛否を意思表示するシール投票や反対署名を呼びかけました。
シール投票は消費税10%に「反対」36人、「賛成」2人の結果でした。フリーターの女性(20)は「いま、かつかつの生活。10%では食事するのも困難です」と訴えました。
存亡の危機 衆院社会保障・税特別委員会中央公聴会での坪井明治全国商店街振興組合連合会理事長の発言から
商店街はまさに存亡の危機です。
消費税税率の引き上げは、消費マインドを冷え込ませます。中小・小売商業者は競争力の観点から増税分を価格に転嫁できない場合が非常に多くあります。
大企業より立場の弱い中小・小売商業者は、大企業による優越的地位の乱用にたいする懸念もぬぐえません。(6月13日)
別の財源ある 名古屋北FM放送(犬山市)に出演した柳沢けさみさんの発言
消費税増税では、暮らしも経済も財政も悪くなります。日本共産党は別の道を提言しています。
ムダと浪費をなくし、ゆき過ぎた大企業・大資産家優遇税制を改めれば、消費税の増税分を上回る財源ができ、社会保障を充実する展望がひらけます。(6月1日、犬山市にある愛知北エフエム放送のトーク番組に出演し発言)
日本共産党が宣伝
日本共産党愛知県委員会は14日、消費税増税阻止の宣伝を60カ所以上で行いました。
岩中正巳県委員長は名古屋市の繁華街でマイクを握り、民自公3党協議を「増税談合」と批判。「たたかいはこれから。増税法案を廃案に追い込もう」と力を込めました(写真)。
消費税の増税に頼らずに、社会保障の財源をつくる日本共産党の「提言」が好評です。同党は「提言」のパンフレットを大量配布し、増税阻止へ全力をあげています。