衆議院比例東海ブロックの愛知・岐阜・三重・静岡4県の日本共産党は、次期衆院選で同ブロック(定数21)での議席増をめざし「東海はひとつ」の取り組みを強めています。
4月5日に東海4県の比例代表・小選挙区候補者の活動交流会議を開き、5月12日には東海ブロック後援会連絡会を結成します。
日本共産党は1996年の衆院選比例代表東海ブロックで3議席(佐々木憲昭、瀬古由起子、平賀高成各氏)を獲得しました。その後、比例定数の削減や日本共産党を選択肢から除外する「2大政党」化の影響を受けて後退。前回の09年衆院選では佐々木憲昭氏の1議席にとどまりました。
次期衆院選は、佐々木氏と新人・かわえ明美氏を当選させ、2議席を獲得することが4県共通の目標です。
2議席獲得に必要な得票目標は71万以上。愛知33万、静岡20万、岐阜10万、三重8万が各県の目標です。
消費税増税が大争点になり、静岡県にある浜岡原子力発電所の廃炉を求める世論がひろがるなか、「比例2議席獲得で、消費税大増税ストップ、原発ゼロ、国民の命と暮らしを守る政治への転換を東海から」というスローガンをかかげています。
佐々木憲昭議員は国会で消費税増税阻止の論戦の先頭に立ち、かわえ明美氏は東海4県を駆け回り、日本共産党への支持の拡大に取り組んでいます。
とくに、同党が2月に発表した「消費税大増税ストップ!社会保障充実、財政危機打開の提言」の普及に力を入れています。
静岡県は4月21日、愛知県は翌22日、岐阜県は5月20日、三重県は4カ所で演説会をおこないます。