日本共産党のわしの恵子名古屋市議と同党西区後援会は8月の3日間、区内の放射線量の計測を19の小学校区でおこないました。
計測は小学校の近くなど子どもが集まる場所とし、公園の茂み、遊具の近くや砂場、ベンチの下など地上1メートル、同50センチメートル、地表の3地点を測りました。
どの地点も0・08~1・13マイクロシーベルト程度で、ひと安心の数値でした。
砂場で幼児を遊ばせていた母親は「名古屋駅近くにホットスポットがあるという話で心配でした」と安心した表情。別の公園で遊んでいた小学生の男子は「ここは何ミリシーベルト?」と質問。「0・08マイクロシーベルトで心配ないよ」と答えると、ホッとした表情を見せました。
調査結果はチラシにして、地下鉄駅頭などで配布しました。
わしの市議は「過度な心配をせず、計測して安心したい思いで取り組んでいます。みんなが関心を持つことが大切。今後も続け、市にも実施を求めたい」と語っています。
“原発ノー”に拍手も ネット情報でパレード飛び入りも
名古屋市西区で10日、放射能から子どもを守ろうと「原発ゼロ」を求めるパレードがおこなわれました。
呼びかけ人の青山妙子さん(新日本婦人の会西支部)が「子どもの幸せのために力を合わせましょう」とあいさつしました。パレード参加者は、ペットボトルを切って作ったキャンドルや、「原子力さようなら」と書かれたプラカードを掲げながら沿道にアピールしました。
3歳の子どもを連れた夫婦は「子どもに食べさせる物が放射能に汚染されることがいちばん心配。黙っていてはいけないと思い、ネット情報を見て飛び入りで参加しました」と話していました。
沿道の商店やバス待ちをしている人からも拍手が寄せられました。