あいち被爆者支援ネットワークは14日、名古屋市内で総会を開き、約50人が参加しました。
広島市民病院で被爆者の相談活動をおこなっている医療ソーシャルワーカーの塚本弥生さんが講演。塚本さんは被爆者実態調査の結果を報告し、「被爆者の声を聴き、被爆者の求める『援護』が大切」と強調しました。
原爆認定訴訟愛知弁護団事務局長の樽井直樹弁護士は「勝訴判決後、厚生労働省はがんは認定するようになったが他の疾病は認めない。認定基準の改善が必要」と訴えました。
参加者からは「一昨年に認定申請した。2キロメートル以内で被爆したのに却下された。怒りが湧きあがり異議申し立てした」「10月の国連軍縮週間に呼応して大規模な原爆展を開きたい」などの発言がありました。