政策に共感、全体に及ばず
6日、愛知県知事選挙、名古屋市議選の投開票がおこなわれ、日本共産党が推薦した知事候補どい敏彦氏(革新県政の会推薦)と名古屋市長候補八田ひろ子氏(名古屋・革新市政の会推薦)は及びませんでした。
当選者は、知事選が河村たかし前名古屋市長と連携した自民党前衆院議員・大村秀章氏、名古屋市長選は河村たかし氏でした。
知事選・市長選の大勢が判明した6日夜、名古屋市中区矢場町にある革新県政の会と名古屋・革新市政の会の合同選挙事務所で「会」の代表や、どい・八田両候補があいさつしました。
矢崎正一・革新市政の会代表は「暮らしと景気を良くする現実的な政策として国民健康保険料引き下げ、住宅リフォーム助成を訴え、共感をえましたが、全体に広げるには及びませんでした」と語りました。
どい氏は「県民の要求にこたえる福祉や景気対策、ムダな大型公共事業の転換のほか、TPPなど国の問題も提起し、革新県政の実現を訴えました。新知事の政策には問題を感じています。県政にもの申していきたい」と、激戦をふり返りました。
八田氏は「短期間の活動でしたが、行く先々で手ごたえを感じました。若者、高齢者、市民の率直な訴えを受け、政治の問題を実感しました。公約と市民要求実現に向けてがんばります」と、支援に感謝しました。