後期高齢者医療制度の廃止をめざす集会が4月24日、名古屋市中内で開かれ100人が参加しました。主催は愛知県社会保障推進協議会。
開会あいさつに立った徳田秋議長は「私自身も後期高齢者になり、非常に怒りを感じている。昔の“うばすて山”以上にひどい制度だ」と述べました。
久保田武副議長が基調報告。「2008年にスタートした後期高齢者医療制度に、全国民的な怒りがわき起こった。民主党は09年の総選挙で廃止を公約に掲げ勝利したが、鳩山内閣は廃止を13年度に先送りしたうえ、今年度の保険料値上げを抑えるための国庫補助を行わず結果的に値上げにつながった。二重の公約違反だ。同制度を続ければ続けるほど被害が広がる。以前の老人保健制度に戻すべき」と訴えました。
集会は、5月26日の国会要請行動を提起。7月の参議院選挙に向け運動を広げることを呼びかけました。
愛知県医師会、愛知県難病団体連合会などからメッセージが届きました。集会後に参加者たちは広小路商店街を「後期高齢者医療制度は即時廃止を」と声を挙げながらデモ行進しました。