愛知民報

【10.04.25】日本共産党 参院選へ活動飛躍 「比例を軸に」選挙区議席にも攻勢 「本気で取りに行く」

 日本共産党は13日開いた「参議院選挙勝利 全国都道府県委員長、地方議員・候補者会議」で、参院選について全国比例5議席の「絶対確保」の目標を再確認したうえで、「選挙区選挙をより攻勢的に積極的に位置づける」という選挙方針の発展を打ち出しました。同党は1998年の参院選で八田ひろ子氏の議席を獲得した実績があり、今回の「全国会議」の方針を受け、「選挙区の議席も本気で取りにいく」との意気込みが高まっています。
 

いっせい宣伝

 日本共産党愛知県委員会は19日、参院選勝利をめざす全県いっせい宣伝をおこない、214カ所で政策を訴えました。

 名古屋市の金山総合駅前では、もとむら伸子愛知選挙区予定候補が梅原紀美子名古屋市議とともに宣伝。「大企業ばかりがもうかる社会を変え、人間が大切にされ、必要とされる社会をつくりましょう」と訴えました。

 いたくら正文一宮市議(県議予定候補)はJR尾張一宮駅前、だて勲豊橋市議(県議予定候補)は豊橋駅前で、「清潔な共産党の躍進で、国民の願いを実現する政治に切り替えよう」と呼びかけました。

 党名古屋北西地区委員会は18日、朝の駅頭を皮切りに、スーパー前、団地や住宅街など、100カ所で多彩な宣伝を繰り広げました。

 民主党愛知選挙区候補も駅頭宣伝をはじめています。国民の政党支持が流動化するなかで、各党が全有権者を対象にした活動を強めています。

臨戦態勢

 日本共産党後援会は、臨戦態勢で宣伝・対話活動をすすめています。

 労働者後援会は参院選公示が予想される6月24日までに25万の対話目標の達成をめざしています。25日に水戸正男・党中央委員会労働局長を迎え、決起の総会を開きます。

 医療後援会は14日、国立病院や中京病院など県下12の病院前で、来院患者や職員に日本共産党の医療政策を紹介するチラシを渡しました。

 年金者後援会は、県内各地で後期高齢者医療制度即時廃止を求める署名運動をおこないながら対話を広げています。17日は、名古屋市中区栄で、もとむら候補と年金者が宣伝しました。

広く「集い」

 日本共産党の支部が主催する「集い」が各地で開かれています。

 名古屋市北区では18日、4つの支部が「集い」を開催しました。城北支部は15人が参加。尾上支部では20人が集りました。集会後、訪問・対話活動にとりくみました。