愛知民報

【10.02.07】2009年自治体キャラバン 子育て支援策が前進 

 愛知県内の自治体に医療・福祉・介護施策の拡充を求めた「2009年愛知自治体キャラバン」の報告集会が1月23日、名古屋市内でありました。

 この1年間に子ども医療費助成制度は中学卒業までの通院・入院無料が19市町村から22市町村に、小学校卒業までは34市町村から40市町村に広がりました。

 妊婦無料健診は全市町村で14回が実現。産婦健診の助成は12市町から17市町村になりました。

 介護認定者への障害者控除認定書発行が大きく前進しました。「要介護1」以上の全員を対象に発行している市町村が18から31に広がりました。

 要介護者に認定書、申請書を個別送付しているのは26市町村。認定書の発行数は県内合計で1万3171枚から2万882枚に増えています。

 同キャラバンは愛労連、自治労連、保険医協会などが要請団を編成し、県内すべての自治体を訪問するもの。要望事項の市町村別実施状況は冊子にまとめられています。

 冊子を入手したい場合は愛知県社会保障推進協議会052・889・6921へ。