10月に小牧基地で開かれる航空祭で、防衛省が空自曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の飛行を計画していることについて、事故や基地機能強化につながるとして反対の声が広がっています。
小牧平和集会実行委員会は7月7日、神田知事にたいし9077人分の署名を添えてブルーインパルスの飛行に反対し県営空港の滑走路を使用させないように申し入れました。
同基地に隣接する春日井市と住民でつくっている「春日井市飛行場周辺対策市民協議会」は7月24日、防衛省を訪れ、飛行計画の中止を要請しました。
防衛省が従来の航空祭では実施しなかったブルーインパルスの展示飛行にこだわるのは、海外派兵型に変ぼうした小牧基地の姿を誇示するのがねらいと見られます。
ブルーインパルス機の墜落事故は過去3件発生。1982年に浜松基地で展示飛行中に起きた墜落事故は、周辺住民を巻き込む大惨事になりました。