名古屋市立保育園の廃止・民営化の是非を問う住民投票の実施を求める直接請求署名がおこなわれています。
名古屋市は昨年10月、現在123カ園ある市立保育園のうち9年間で最大50カ園を民営化する計画を発表。財政難を理由に千種台(千種区)、山田(西区)、苗代(守山区)の廃止・民営化の方針を決めています。
昭和区では1月25日区内のスーパー前で保育士や父母ら30人が署名を呼びかけました。
請求代表者のひとりで同区に住む丹下由起子さんは「市民の力でつくりあげた豊かな名古屋の保育を守りましょう」と訴えました。
孫と買い物に来ていた女性(64)は「孫2人が世話になっています。市長選でも保育問題を論議してほしい」と署名しました。
1時間余りで100人を超す署名が集まりました。署名収集期間は今月22日までです。