愛知県の児童相談窓口が受けている虐待相談件数が過去最高を更新しています。
同県のまとめによると、2007年度に愛知県が設置している7か所の児童・障害者相談センターと3か所の児童相談センターで受けた虐待問題は837件に及び、前年度に比べ10件増で、過去最高になりました。
虐待の内容は、身体的虐待47・3%、ネグレクト(遺棄)36・1%、性的虐待5・5%。虐待をおこなった者は「実母」が6割弱を占めています。
県が調査・指導した延べ件数の伸びは相談件数の伸びを上回っており、相談対応の強まりがうかがわれますが、児童虐待は深刻化しています。