愛知民報

【08.07.06】名古屋市消費者物価指数 6月急上昇 ガソリン税増税ひびく 

 2008年6月の名古屋市消費者物価指数(中旬速報値)は、昨年6月に比べ1・3%上昇しました。

 品目・種類では、交通・通信が昨年6月に比べ3・9%上昇。福田自民・公明政権によるガソリン税暫定税率の復活と原油高のダブルパンチでガソリン価格が上がり、自動車関係費が6・1%となっています。

 食料は同じく2・9%上昇。肥料やハウス用油の価格上昇で生鮮野菜6・3%、生鮮果物9・4%、バター類の価格上昇で菓子7・8%、小麦の値上げで穀類7・4%など、1年間で大幅な値上げとなっています。

 一方、価格が下がったのはパソコンなど教養娯楽用耐久財(昨年6月比14・5%)、寝具類(同5・2%)、住宅家賃(同1・2%)など。

 生活必需品の値上がりについて、福田康夫首相は6月23日の記者会見で「上がるのはしようがない」と発言。国民生活を考えない無責任な福田自公政治に怒りの声が上がっています。