愛知県は今年初の光化学スモッグ注意報を5月23日尾張東部と豊田地域に、2回目を6月17日尾張北西部に出しました。
目やのどを刺激するオキシダントの濃度が高まったためです。県は自動車使用の自粛と公共交通機関の利用、工場のばい煙排出量の削減を呼びかけました。注意報は短時間で解除されました。
愛知県が6月6日に出した2007年度の大気汚染調査結果によると、県内の光化学オキシダント濃度は一般環境大気測定局64局、自動車排出ガス測定局9局のすべてで環境基準を上回りました。基準を超える時間がもっとも長かった2つの測定局はいずれも豊田市内でした。豊橋市と田原市では児童・生徒ら771人が健康被害の訴えました。
神田県政が「環境先進県」をうたい、生物多様性条約締約国会議の開催歓迎を言うのなら、足元環境の改善が求められます。