新城市北部、旧鳳来町地域に、四谷千枚田といわれる1296枚の棚田が保存されています。
棚田は農業だけでなく、その保水能力から森林保全の効果があり観光資源としても重視されています。四谷千枚田は、2005年9月に開かれた「第11回全国千枚田サミット」の開催地に選ばれました。
棚田の広さは1枚平均0・9アール。すべて石垣で作られています。高低差約200メートル。39戸の農家が耕しており、1戸で62枚耕している人が最高です。地元の有志が鞍掛山麓千枚田保存会や千枚田売店をつくり棚田の保存活動を行っています。
鳳来から設楽へ向かう県道には千枚田への案内標識もありますが、道は狭いので走行には注意が必要です。千枚田へは耕作者以外は車両乗り入れ禁止。保存会は「見学は徒歩で」と呼びかけています。