消費税増税阻止の先頭に 衆議院議員 党衆院国対副委員長 佐々木憲昭
新しい年を迎え、総選挙への決意を固めています。
消費税増税に反対するたたかいは、いよいよ正念場を迎えます。増税勢力が描いていた2007年末に決定、08年の通常国会で消費税増税法案を通すというシナリオは崩れました。それは、当面の勝利です。
しかし彼らは、09年度に実現しようと、大々的なキャンペーンを張りながら、「大連立」まで念頭に置き、執念深くねらっています。
仮に、「大連立」で消費税増税をごり押ししたら、国民の怒りの中で、自民・民主の二大政党が泥船に乗ったまま沈んでいくような状況をつくっていく。そういう腹構えでたたかわなければなりません。
世論と運動に依拠してたたかい、増税勢力をさらに追い込む、その延長線上でこそ逆立ち税制を抜本的に見直すことができ、憲法原則にもとづく民主的税制改革を実現していくことができます。
日本共産党が国会の議席をもっと増やせば、いっそう大きな役割を果たせるでしょう。そういう展望をもち、大いに確信をもって、今年も元気いっぱいがんばっていきたいと思います。
人間の尊厳かかげて 元衆議院議員 愛知4区重複 せこゆき子
昨年は参院選の審判を受けて、インド洋で米軍艦などに給油し、イラクやアフガニスタンの戦争に協力してきた自衛艦が撤収するという歴史的な事態が生まれました。
国会では被災者生活再建支援法が改正され、壊れた住宅本体の再建にも補助がでるようになりました。土砂に埋まった家、泥海につかった畳、吹き飛ばされた屋根…。励ましながら訪ねた被災者の喜ぶ姿が目に浮かびます。国民が政治を変える…。本当にワクワクします。
昨年後半は、義母の介護のために、名古屋と三重県を往復しながら、後期高齢者医療制度シンポジウムや綱領を語る会などで30回以上語ってきました。医師会、老人クラブ、町内会、農協組合、女性会、消防団、福祉施設、障害者団体…。場は違っても怒りと熱い思いはつながりました。
自民・民主の二大政党が「大連立で海外派兵の恒久法づくり」という姿が国民の前で展開され、いまほど日本共産党の前進が求められている時はないと実感します。
総選挙は歴史的なたたかいになります。必ず勝利し皆さんの期待にこたえたいと思います。人間の尊厳をかかげて…。
人間らしく働くルールを 元参議院議員 愛知12区重複 八田ひろ子
今年こそ、誰もが人間として大切にされる政治実現のために日本共産党の出番です。
昨年は、トヨタ自動車で働いていた内野健一さんの過労死裁判の勝利判決が確定しました。トヨタの生産方式「カイゼン」のQCや提案の時間も業務と認める画期的内容です。
過労死の陰に賃金不払いの残業があります。正社員を減らし低賃金の不安定雇用に置き換える現場の実態が内野さんの命を奪いました。一カ月に百時間以上の残業の末、職場で倒れ亡くなったのに、会社も労組も労基署も労働災害と認めない。
「夫の過労死を労災に認めて!」と幼い2人のお子さんを抱えた妻の博子さんが訴え続けて6年間。その勇気と情熱に本当に励まされました。たくさんの方が支援し、日本共産党の国会議員団も全力をあげました。
大企業の儲けのため、働く人を使い捨てるやり方は絶対に許せません。この判決を力に、何年もたたかわなければ事実も認められない状況を変えたい!。人間らしく働くルールを作りたい!。の思いです。日本共産党の国会議席を増やし、人間を大切にする政治をご一緒に実現する年にしましょう。