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【02.10.18】「愛知万博で福祉削減困る」

起工式に抗議の宣伝 栄で革新県政の会

2002年10月18日 「しんぶん赤旗」

愛知万博の起工式に抗議し、万博中止を訴える革新県政の会の人たち <写真>愛知万博の起工式に抗議し、万博中止を訴える革新県政の会の人たち=17日、中区

 愛知県の革新県政の会は、愛知万博の起工式が前の青少年公園でおこなわれた17日午前、名古屋市中区栄で、起工式抗議、万博中止を求める宣伝をしました。昼ごろ、ちょうど起工式から帰る小泉首相らの車が前を通り、参加者は抗議の声をあげました。

 日本共産党の林信敏県議、祖父江儀男党県副委員長、伊豆原直・愛労連副議長らが「県民合意がなく、県財政を破たんさせて、県民の暮らし、福祉を切り捨てる、自然破壊の万博は中止を」「万博、空港よりも税金は、地震対策、業者、暮らし、福祉、教育に回せ」と訴えました。

 万博への市民の関心は低く、「どっちでもいいけれど、開かれても行かない。万博のために福祉が削られて怒っている」(名古屋市西区の女性=69歳=)、「大阪万博やデザイン博は会社から入場券を買わされていきました。そこまでしてやらなくても」(昭和区の女性)と話します。守山区の伊藤光男さん(77)は「万博をやることを勝手に決めた。税金をいっぱいつぎ込んで、生活にしわよせするのは許せん」と話していました。

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