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【02.09.13】愛知万博の東部丘陵線車両

強い電磁場、中止迫る

長久手町議会で浅井議員が質問

2002年9月16日 「しんぶん赤旗」

 「愛知万博の交通アクセスとなる東部丘陵線車両は電磁場が強い」―。

 愛知県長久手町議会の一般質問で十三日、日本共産党の浅井脩町議が取り上げました。

 浅井町議は、先日発表された国立環境研究所などの国内初の疫学調査による「0・4マイクロテスラの電磁波で小児白血病の発症が二倍以上になる」との報告を紹介。「HSSTの電磁波公表値(時速七十キロ走行時)は、車内(床上一メートル)で(直流)0・113ミリテスラ(mT)、(交流)0・002mT。ミリからマイクロへ単位変換するとそれぞれ113マイクロT、2マイクロTとなり、0・4マイクロTの五倍。党町議団が大江実験線の床上約三十センチで実測した値は5マイクロTだった。国が警告を発した電磁場の強い公害車両の運行に町は責任を持てるのか。工事を中止すべきである」と町の姿勢をただしました。

 町側は、国立環境研究所の調査報告は正式なものではないとし、「正式な結果報告があれば、内容を確認した上で、国、県、愛知高速交通で対応を検討されると思う」と答えました。

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